ほっと一息、橋本屋

今日の、食品衛生講習会。結構恐いお話でした。

なぜ、毎年この時期に講習会をやってきたかというと、この、これから暑く、そして多湿になると、細菌やウィルスが繁殖しやすくなるからというのが、理由でした。

でも、今は、ノロウィルス。このウィルスは、冬に大変な被害をおよぼしているようです。そしてやっかい。

ノロウィルスは、少量でも発症させる強い感染力があり、人から人への２次感染がある。
消毒用アルコールや逆性石けんでは、死にません。（塩素酸Ｎａは有効。）

嘔吐物の処理がうまく行かないと、２～３週間は生きているので、塵や芥などと一緒に空気中に舞い、それを吸う事で感染します。以前、テレビで放映されたホテルの集団感染の例を思い出せば、恐ろしさがわかると思います。

手洗いの励行、嘔吐物の適切処理、お店として考えるなら、従業員の健康管理、施設の清潔があげられるそうです。

たまたま、給食で揚げパンにつける、きなこと砂糖を、ノロウィルス保菌者が混ぜたということで、その学校の多くの生徒が感染したという事例もあるそうです。


気をつけなくては…。