ほっと一息、橋本屋

今日は、ずっと楽しみにしていた、池田純子さんのソロ・パフォーマンスＶｏｌ．２　＜ｓｕｎ＆ｍｏｏｎ＞が、浜名湖れんが館で行なわれました。


太陽と月の2部構成で、行なわれたパフォーマンス、心地よい緊張感を最後まで持ちながら、あっという間のひとときでした。

今回も、ひとことで表現したら、「素晴らしい！」。　そう感じました。

池田さんの舞いは、最初から、空気に溶け込み、よどみなく流れていく川のように、自然で、途切れることなく、その時、その時で、流れが急になったり、ゆるやかになったり、とまったり、いろいろな表情をみせながら、すべての観客を魅了し続けていきました。


池田ワールド。そんな感じです。きっと、このパフォーマンスは池田さんの人生そのものだと思いました。何ものにもとらわれない心だけが織りなす世界。

だから、そこに大地があれば、風が吹けば、太陽の光が差し込めば、音楽も、観客もなく、一人だけでも、彼女は踊りつづけるのだろう、そんな思いをもちました。

見てもらおうとか、こう思ってほしいとか、そういう色気みたいなものがあったら、出来ない世界。

きっと、街の片隅に咲く花が、与えられた命を、精一杯生きているように、理由などなく、今自分がここにあるから、その自分を、その心を、そのまま表現している、そんな感じがしました。

きっと私たちが遠い昔にどこかにおいてきてしまった純粋な感性を、パフォーマンスの中で、表現できるのが、彼女なのではないでしょうか！

ストレスのない精神世界。そんな世界を、純粋な感性と確かな踊りの技術、今までの人生経験などを、織り交ぜて、編み出した心のパフォーマンスだと、私は確信しました。

きっと、そんな世界を、日常生活でも、目標に、人生観にしているのではないかと思います。

池田純子さん、ますますファンになりました！

これからの彼女の益々のご活躍を祈るとともに、ひとりでも多くの方に、見ていただきたい、そんな思いを持たずにはいられない、ひとときでした。

池田さん、今日はお疲れ様でした。そして、ありがとうございました！！！