ほっと一息、橋本屋

玄米には、それ自体に公害物質を積極的に排除する大きい力があるようです。

普通につくられた白米と玄米の公害物質の含有量の比は、８：１０ぐらいで、少し玄米のほうが多いくらいのようです。

問題は、米に含まれている公害物質が、実際にどれほど体内に残留するかと言うことです。

これについては、いろいろな学者が実験を重ねておりますが、「白米食者よりも玄米食者のほうが、農薬の残留量はずっと少ない。」ということで一致しているようです。たとえば、頭髪に含まれる水銀の量は、一般に白米食者より玄米食者のほうが少なく、それも長く玄米食をしている人ほど、きわだって少ないと結果があるようです。

なぜ、このような結果になるのでしょうか？ それは玄米の胚芽に、体内の公害物質をそとに「つまみだす」作用があるためです。玄米には、特殊な抗公害成分とでもいえるものが入っているそうです。

この成分はフィチン酸その他の物質で、いずれも公害物質と非常によく結合し、公害物質が腸壁から吸収されるのを防いだり、排泄をうながしたりするそうです。
これらの成分はまた、玄米が腸内の細菌を健全にした状態のときには、いっそうその威力を発揮して、いままで体内に蓄積されていた公害物質を引き出し、これを積極的に排泄させる働きをあらわします。

身体に入る前は、白米より農薬残留が多いのに、身体に入ると、体内の公害物質をそとにつまみ出す力があるなんて、玄米って、凄いですね！



本日の、ヘルシー玄米弁当です！





・圧力釜で炊いたふっくら玄米に、紀州の梅

・焼き鮭
・かぼちゃの煮物
・高野豆腐の含め煮
・ポテトサラダ
・金時豆のうす甘煮
・朝採りの湯がいたとうもろこし
・筍の煮もの